
お茶の起源とされる中国にこんな伝説があります。医薬の祖・薬王と言われる「神農」は草木を鞭で打ち一日百種類の草木を嘗め、毒か薬かを調べ毒を嘗めてしまった時には「チャ」の葉を噛んで毒消しをしたそうです。
また日本にお茶をもたらしたとされる栄西禅師はお茶に関する書物「喫茶養生記」を著し、「茶は養生の仙薬なり 延命の妙術なり」としています。
人間は近代的な「薬」ができる以前、「チャ」の薬効に魅力と必要性を感じて茶を飲んだり食べたりしていました。
薬が発明され研究・開発が進められるにつれ人々は「薬」の恩恵を受け多くの病気に対抗できるようになりました。
しかし現代では生活スタイルや食生活が大きく変わり、メタボリックや生活習慣病など、薬ではなく生活習慣の改善が必要な不健康な状態が増加の一途をたどっています。
今そのような状態だからこそ「お茶」なのです。お茶には人間の健康に良い影響を与えるとされる成分が多く含まれ、実に多様な効果効能があるのです。
私たちの周りには多くの優れた飲物がありますが、比較すればするほど「お茶」は特に優れた点が多く見られます、昔から飲み継がれてきた事には訳があるのです。
また「お茶」は五感で感じることができるすばらしい飲物で、体ばかりではなく心のバランスを整えてくれます。近年では「お茶」の持つ癒しやリラクゼーション効果が注目されています。
そして茶道や煎茶道からもわかるように「茶」は日本の文化なのです。ただ高貴な文化だけではなく、日常茶飯事などの言葉に多くの「茶」が引用されるように私たちの生活の一部としてなくてはならない文化でもあります。
「茶」を通して礼節の大切さ、人へのおもてなしなど奥ゆかしい日本の「美」を知ることができます。今欧米では健康志向の高まりとその神秘的で清らかな「美」が脚光を浴び「茶」の消費が高まってきているのです。
| 【不発酵茶】 「緑茶」 生葉→蒸す→揉む→乾燥 →製品 |
【発酵茶】 「紅茶」 生葉→萎凋・発酵→揉む→発酵→ 乾燥→製品 |
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【半発酵茶】 |
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緑茶、紅茶、ウーロン茶の生葉は、すべて同じ、ツバキ科の葉から作られるが、製法によって
まったく違った製品となります。
紅茶、ウーロン茶と緑茶の大きな違い。
■紅茶、ウーロン茶・・・・・・・酸化、発酵させる。香気が出る。
■緑茶・・・・・・・・・・・・・・・・・・酸化、発酵させないで蒸すので、色が緑色に保つ。ビタミンCが破壊されない。
| カテキン | 発ガンを抑制する。抗腫瘍作用。 突然変異を抑制する。抗酸化を防止する。 糖尿病を防ぐ。血糖値を下げる。 血圧を下げる。 抗菌作用(コレラ菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌百日呟菌など) ウィルスの感染防止(インフルエンザ、エイズなど) 虫歯予防。口臭予防。 ビフィズ菌を増やす。 |
| カフェイン | 脳の働きを高める。心臓を強くする。 尿の出をよくする。作業能力アップ。 |
| ビタミンC | ストレス解消。カゼの防止。 |
| ビタミンB群 | 糖質を代謝する。 |
| トーアミノ酪酸(ギャバ) | 血圧を下げる。 |
| フラボノイド | 血管壁を強化する。口臭予防。 |
| フッ素 | 虫歯予防 |
| ビタミンE | 老化を抑制する。 |
| ティアニン | 緑茶のうまみの成分。 |
| ミネラル | カルシウム、リン、鉄、ナトリウム、カリウム。 |